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【2024/05/02 13:24 】

2010年11月30日(火)
仕事が早あがりだったので、ブリヂストン美術館に寄ってきた。
今回の展示は「セーヌの流れに沿って」。セーヌ河をテーマにした絵画で構成されている。
日本人の画家たちの作品も多く、感性や色彩感覚によって描かれる風景が異なるのが面白い。

最初の展示室にあった「サン=マメス」の風景を描いたシスレーの作品が、ふるさとの利根川の風景と似ていて懐かしい感じがする。
そんなこんなで見ていくと、「土田麦僊」の文字を見つけてびっくり。
「…日本画の画材しか使わない画家だが、テンペラの技法で描いた珍しい作品」…納得。

ゴッホの「モンマルトルの風車」と、クールベの「エトルタ海岸、夕日」を描いたクールベの作品が、落ち着いた美しさがあって好きだ。
どちらも1800年代後半の作品。その時代の「空気」に惹かれるのかな~。

ちなみに、当館所蔵のモネの「睡蓮」なんだけど、これ、実はとても面白い作品なのだ。
部屋の真ん中にソファがあり、そこに座って鑑賞すると…なんと「3D」に見える!!
モネの時代の鑑賞法とは違うかもしれないんだけど、にごった水面のおぼろな色彩ときっちりフォーカスのかかった睡蓮の花とのコントラスト、さらに額縁のガラスと照明の関係で
「花だけが浮き上がって見える」!!
これは図録では味わえない醍醐味なのである。
他の展示室で見たときもちゃんとその距離にソファがあるので学芸員さんのこだわりかな、とニンマリ。

今回の作品は、各地の美術館からの出展も多いので、まさに「一期一会」。
う~ん、芸術の秋だなあ。…もう冬だけど。
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CATEGORY[見聞録]
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【2010/12/01 23:00 】

2007年4月26日(木)
え~、本日は「歌舞伎座千秋楽」
よってまたまた一幕見物。
実は昨日開始時刻をまちがえて「最初の5分」を見逃してしまったので、
その5分のためだけに、もう一度同じ演目を見る。
仁左衛門さんと勘三郎さんの舞踊。
2回続けて見ると、それぞれの表現の仕方違いをじっくり見ることができて勉強になる。うん!!

帰りに銀座の「和光」ホールで開催されていた写真展を拝見。
各界の第一線で活躍されている方々の肖像写真が、ずらり100枚!!
モノクロの世界の中にもいろんな「表現」があり、そのそれぞれの人となりを「切り撮る」眼はすごいなあと感心しつつ、図録を購入。
受付にご本人がいらっしゃって「お名前を入れますよ」。
(いつか夫婦で被写体になれるように)との願いをこめて、あえて苗字のみ「キクチ様へ」と入れていただいた。
「これでいいの?」と、ちょっと不思議な表情されちゃったけど…。

さてさて、その後は日生劇場へ。
今年で封印という「ジキル&ハイド」を見に行く。
運よく当日券を確保し、いざ入場。
セットや効果も迫力満点!
…しかしよく考えたら、私「殺人もの」苦手だったんだ…。
舞台とわかっていても…うわ~ん、こわいよ~(泣)!!
…迫力満点なだけに、よけい怖いよ~(泣き笑い)。


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【2007/04/29 10:33 】

2006年12月7日(木)
「公証人役場」に行った。
敷居が高かったのだが、受付もお姉さんもハキハキした人で、とても親切。
「また何かわからなくなったら電話でもファックスでもいいですよ」と、司法書士の先生もあたたかいアドヴァイス。

行ってみるもんだ♪
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【2006/12/07 18:22 】

2006年11月23日(木)
今日は歌舞伎座に『伽羅先代萩』の通し上演を見に行ってきました。
さすが千秋楽間近の祝日。
3階席はすべて売切れなので一幕見席に直行。こちらも満員。
立見の特権を利用して、幕ごとに場所を変えながら、菊五郎さんと仁左衛門さんの「女の対決」を、しっかり堪能してきました。

そして、帰りには山中翔之郎さんの個展を見るために、銀座7丁目に…。
ギャラリーの場所がわからずにウロウロしていたら、松阪屋の「伝統工芸展」と「童画展」のポスターに興味をひかれ、ついでに見学。

さてさて、お目当てのギャラリーを道の反対側のエリアで発見。
「ネコの展覧会」専門というギャラリーで、山中さんの新作数十点の猫ちゃんたちとご対面です。
昨日買ったばかりの『うさぎのユック』にサインももらっちゃいました♪

「キムラヤ」の焼きたてパンをお土産に帰宅したら、まるで魔法のように台所がピッカピカ!!
「本気を出せば、こんなものさ!」とダンナは鼻高々。
感動していたら、
「いや~、今日は気兼ねなく物を捨てられたよ、ハッハッハ」
…ギクリ。
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【2006/11/23 22:35 】

2006年10月23日(月)

山本周五郎の短編作品「うぐいす」を読んだ。
現代小説(といっても終戦直後の設定だけど)なので、なんかテンポが違うな~、と思いつつ、それでも読み終えてから、あらためて「山本周五郎のすごさ」を実感した。
「時代物」の衣をまとっていないだけに人間の生き様が妙に生々しくもある。
「ありえない話」として読み流してしまうのは簡単だけど、生涯自分の作品に対して厳しい姿勢をもちつづけた作家のロジックは、「状況としてはフィクションだけど、虚構ではない」何かを感じる。

最近、映画や語りの題材として脚光をあびている山本周五郎作品。
「好きな人がみんなの人気者」になっているようで、ちょっと妬けるけれど、かくいう私も「語りの題材」といわれれば、真っ先に周五郎作品を挙げるはず(笑)。
…やっぱりドラマとしての魅力があるってことなのよね。

本日の読書★『朝顔草紙』(山本周五郎・新潮文庫)
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【2006/10/23 22:55 】

2006年10月22日(日)
「殿様の描いた絵」の美術展を見てきました。
鮮やかな色彩の作品や、緻密な描写の作品、あるいは幼い頃のほほえましい作品があり…と、それぞれの時代を生きていた「お殿さま」の趣味がうかがえて、おもしろかったです。

なかでも心ひかれたのは、十五代将軍徳川慶喜公の油絵。精密で几帳面な感じがする風景画です。
ちなみに「水戸黄門」こと光圀公の水墨画は、シンプルかつ大胆な作品。
歴史というのはそれぞれの時代の「人」の延長上に自分たちが生きているんだなあと、そんなことを感じました。

午後からは幕張メッセのプラモデル・ラジコンショー。
人気のキャラクターものの他にも、お城や恐竜の数々、また、ラジコンやロボット・電車など「動く模型」がいろいろあって楽しかったです。
新旧の日本文化を堪能した充実の一日でした。

本日の読書★『パスワード怪盗ダルジュロス伝』(松原秀行・青い鳥文庫)
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【2006/10/22 18:55 】

2006年10月20日(金)
今日はダンナが休みだったので、夕方二人で歌舞伎座へ。
一幕見席で、忠臣蔵を見てきた。

人数が多くて立見…なのは構わないけど、3分の1以上が外国のツアー観光客の方々。
日本文化に興味を持ってくれるのはうれしいんだけど、入り混じった香水のにおいが、ドック隊長にはちとつらい。
おまけに、「切腹」のシーンで楽しそうに笑うの、やめてくれないかな~。
英語のイヤホンガイドもあることだし、せめて人物の情況くらいは把握してほしいよ。しくしく…。

せっかく日本の「世界文化遺産」を見にきたのに、これじゃあ「カブキはつまらない」という印象になっちゃうのが残念。
歌舞伎にもいろいろバリエーションがあって、視覚的に派手な演目とか、わかりやすい筋立てのものとか、日本の四季を楽しめる内容のものとかあるんだから、それを見にきてくれればいいのに~。
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【2006/10/21 00:24 】
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