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【2024/05/17 10:55 】

2006年10月9日(月)
今日は、沖縄紅型の作家をしておられる城間栄順さんの展覧会「宝布に華さかち」展を見てきました。
午後からのトークショーに合わせていったところ、最終日とあってホールは満員。でも、マイクの声で展示会場全体に音声を流していただけたので、展示作品をじっくり見ながら、作者のお話をリアルタイムで聞ちゃうという、まことに贅沢な鑑賞ができました。

「宝布」とは、心をこめて織り上げられた布の数々。その布に染められた城間さんの作品の「華」は実にみごとでした。雪に晒した白さが特徴の「越後上布」、素朴な手つむぎのぬくもりの感じられる「結城紬」や「久米島紬」、また私自身が今回はじめて拝見した純国産の生糸を使用した「松岡姫」、まさに日本各地の「宝」の布と「紅型」が奏でるハーモニーです。
また「宮古上布」「芭蕉布」といった沖縄に古くから伝わる素材や技法を用いた涼しげな布の上には、力強い沖縄の太陽を彷彿とさせる「華」たちが咲き誇っていました。
つなみに、これらの布は全て手織り。気軽に「試し染め」というわけにはいかないので、イメージどおりの色を確実に再現できるように、何度も別の布で試作を繰り返されたのだそうです。

なによりもすばらしいのは、古希をむかえるという城間さんが、いまなお現役として、作品作りに情熱をかたむけておられるということ。
一反一反の布の織り手たちの愛情こめた仕事ぶりに感謝をしつつ、布の迫力に負けない最高の染めを、と常に挑戦をつづける城間さんの仕事ぶりをみると、「この作品のふるさと・沖縄に行きたい!」と強く思います。
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【2006/10/09 20:39 】

2006年10月5日(木)
今日は、雨の中お出かけしてきました。
実は当初の予定とは変更につぐ変更、予定外のギャラリー店などをハシゴしてきちゃいました。
「ドック隊長の発見!おすすめアート」に開催記事は掲載しておりますが、その中でも注目の作品はコレ!!

「ガンダ展」(表参道ヒルズにて開催中)…ガンダとは、「鉄屑」のこと。千葉県生まれのドック隊長にとって「ガンダ飯」というと、おいしくなく炊けてしまったご飯のこと、と言われて納得。決して「ガンダム」のム抜きの展覧会ではありません(笑)。廃物となった鉄くずを「アート」として生まれ変わらせた、「芸術家」の作品群です。
小さくて見落としがちなギャラリーながら、出かける価値は120%!不思議な表情の「アート」たちは、今にもしゃべりそうで、これぞまさにアミニズム!!と唸ってしまいました。
ちなみに、作家の此木氏も、優しくて楽しいおじさまです。ドック隊長、ファンになっちゃいました!
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【2006/10/05 22:55 】

2006年9月(おまけ♪)

最近読んだうれしいニュース。
東京都のゴミ処理問題で、プラスチックの有効活用が検討されているそうだ。
いままでの埋め立て一辺倒ではなく、石油の状態に戻しての再利用など、環境に負担をかけない形での還元もすすめられいくとのこと。
プラモデルのランナーも有効な資源として生まれ変われるということ。
よかった。実際の活動が始まる日が待ち遠しい。

ペットボトルの回収も、お店だけではなく自治体回収の形をとるようになりはじめた。
資源を湯水のように使うのはまずいかもしれないけど、いくぶん心苦しさが減るのはうれしい。

★気がついたら、9月22日の日記が抜けていたのでなんか悔しいから、あとから足してみた。何の意味もないけれど自己満足で(笑)。
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【2006/10/01 05:40 】

2006年9月26日(火)

今日は歌舞伎座の一幕見に行ってきました。
富十郎さんの芝居が若々しくてステキでした♪いままでたまたまお年を召した役のときに拝見していたので、そのギャップにビックリ。「人間国宝」のすごさをあらためて認識させていただきました…。

帰りに目黒の庭園美術館に寄り、館内を見学。
迎賓館としても使用された旧朝香邸のゆったりと大きな館内に入ると、歩き方までつい「貴婦人モード」に変身(?)です。
最上位階のテラスは、雨の日でも照明いらずのガラス天井。
センスのよさがうかがえます。

こんなお家に住みたいな~。

本日の読書★『聖剣と海の大蛇』(メディアファクトリー)
今日お会いした方★竹本泉太夫さん、ザリガニワークスさん、そして…原田ひとみさん♪
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【2006/09/26 23:40 】

2006年9月24日(日)

今日は知人が所属するオーケストラのコンサートを聞きに行ってきた。すごくよかった!

クラシック音楽って、CDを買っても、なかなか落ち着いて聞くことができないので、ホールで集中して鑑賞するのがいいのかもしれない。

ほどよくアルファ派が出たところで、帰りに近代映画フィルムセンターへ。(アルファー波の間違いです・ダンナ注)。

映画美術家の水谷浩氏の特別展示だった。
ロケハンの写真を貼った膨大なスクラップや、さらには江戸城のセットを組むために
「(建築で使用する)青写真を使用した」
という証言などもあり、知識の広さや意識の高さがうかがわれる。

「作品は人をあらわす」そんな言葉を実感。…がんばらねば!!


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【2006/09/25 19:18 】

2006年9月14日(木)
今日は、渋谷で仕事のあと、ダンナと待ち合わせて池袋へ!
「ゲド戦記」を観てきました。

期待どおり、背景がとてもきれい。
「風景の中では、人間はちっぽけな存在」…いみじくも、そんな言葉がうかびます。

さて…原作を知らない私ですが、やはり海外の作品の翻訳ものは、世界観の表現がむずかしいな~、と感じてます。
異世界の話とはいえ、西欧の価値観に日本人の行動をあてはめたような、なんともいえないギャップが切なかったです。

あともうひとつ「声優は専門職なんだな~」と痛感。
絵が「うねる」ときには、セリフも思いっきりうねってほしい。でも、普段人間って、そんな大げさな動きはしないし、大袈裟にもしゃべらない。
…だけど、やっぱり「ここぞ!」というツボでは、はっちゃけてほしいんだよな~。
そんなことを気にしながら同時進行で自分も芝居をしてしまうので、見終わったときには二人ともぐったり(笑)。

ダンナと二人、帰りの道を歩きながら、
「純粋に観客でいられないよね~」と、苦笑してます。
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【2006/09/22 07:09 】

2006年8月25日(金)
今日は、仕事帰りに上野の東京国立博物館に屏風絵の展覧会を見に行きました。
金曜日は夜間開館をしているので、七時に到着してもゆっくり見学でき…と、そうは問屋がおろさない!

人、人、人…の波。かくいう自分もその一人なんですけどね。
そこで登場する必須アイテム、「オペラグラス」(しかもなぜか歌舞伎座のロゴ入り)。
このおかげで、背の低い私でも人ごみの後ろから見学可能。とくに解説を読むのに重宝します。

人のいない美術館で、ゆっくり見学するのもいいけど、大入り満員の美術館も活気があっていいい。
「たくさんの人が美術に興味を持っている証拠」と思うと、日本の将来も明るいよね。うんうん。
…とはいえじっくり見られなかった分は…あとで図録買いにこよっと。

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【2006/08/29 14:15 】
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