2006年9月14日(木)
今日は、渋谷で仕事のあと、ダンナと待ち合わせて池袋へ!
「ゲド戦記」を観てきました。
期待どおり、背景がとてもきれい。
「風景の中では、人間はちっぽけな存在」…いみじくも、そんな言葉がうかびます。
さて…原作を知らない私ですが、やはり海外の作品の翻訳ものは、世界観の表現がむずかしいな~、と感じてます。
異世界の話とはいえ、西欧の価値観に日本人の行動をあてはめたような、なんともいえないギャップが切なかったです。
あともうひとつ「声優は専門職なんだな~」と痛感。
絵が「うねる」ときには、セリフも思いっきりうねってほしい。でも、普段人間って、そんな大げさな動きはしないし、大袈裟にもしゃべらない。
…だけど、やっぱり「ここぞ!」というツボでは、はっちゃけてほしいんだよな~。
そんなことを気にしながら同時進行で自分も芝居をしてしまうので、見終わったときには二人ともぐったり(笑)。
ダンナと二人、帰りの道を歩きながら、
「純粋に観客でいられないよね~」と、苦笑してます。
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