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【2025/02/09 13:47 】

2007年6月9日(土)
今日は雨模様。
ダンナも休みだったので、小雨になったのを見計らって、ランチがてら一緒にお散歩。
アジサイの花が随所にあって、とても綺麗。

一度帰宅してから、一人で歌舞伎座の一幕見に行く。
今回の演目は『元禄忠臣蔵』のなかの「御浜御殿綱豊卿」。
討ち入りそのものではなく、いわばサイドストーリーで、片岡仁左衛門さん演じる徳川綱豊がすごくよくて、凝視したまま泣いた。
『将軍江戸を去る』もそうだけど、揺れ動く政治がらみの世界にある「上層人」の葛藤を描くことにかけての、真山青果氏の人間観のすばらしさを、あらためて痛感した。
もちろん、いくら脚本がよくても、舞台上の俳優がそれを自分の「役」として作り上げられていなかったら、こんなに感動できない。
前半にぎやかだった客席も、後半になるにつれてシーンとしてくる。
舞台ならではの緊迫感がみなぎる。
この「空気」は、きっとどんな高性能の映像装置にだって記録できない。
…同じ時代に生きていてよかった。心からそう思った。

それにしても…悔しいよなあ、どんなにがんばっても「歌舞伎」の舞台には出られないんだもんなぁ…。
せめてダンナに、がんばってもらうか~。
(いや、それもかな~り違う…よな)
あんまり悔しいので、カラオケで「見果てぬ夢」をエンドレスで歌って帰宅。
…おあとがよろしい…ようで。ちゃんちゃん♪
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【2007/06/09 21:38 】
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