2007年4月17日(火)
本日はオフ。
あちこちに仕事関係の連絡をしていたら、何だか午前中が終わってしまった。
午後から歌舞伎座に。
今月は「中村錦之助」襲名公演。
ずらりと居並ぶ俳優陣のそれぞれの口上をきいていると、「トーク」が芝居と全く違うので面白い。
堂々たるセリフ廻しの役者さんにかぎって、シャイだったり、若手の方々が意外にお客さんを沸かせる気の利いたことを言ったり…。
「得手不得手」があるんだなあ、と少し親近感(すごく偉そうだけど・笑)。
それはそうと、今回すごいな~と思ったのは「千之助」君。
以前の「お披露目公演」では、がんばっている姿を見て「いい子だな~」とほほえましく拝見させていただいたんだけど、今回はさらにパワーアップ!!
堂々としていて「役者魂」が感じられるのだ!!
「日本語の芝居」であっても、まだ小学校前の彼にとっては外国語も同然。感覚的にしか状況をつかんでいないはず。
それでもきっかけの科白はもちろんはずさないし、立ち姿にしても堂々たる演技。
ちゃんと「役で生きて」いる。う~ん!これはすごいぞ!!
負けちゃいられないんだわっ!!
ちなみに「おじさん」の方々の演技もじっと研究。
中村富十郎氏の微動だにしない座り方と、存在感ある発声にこれまた圧倒される。
う~ん、負けちゃいられない!!
…って、「人間国宝」と張り合おうってのが、どだい無理なんですが(汗)。
心意気として、ね。
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