2010年12月18日(土)
今日は「ヘンゼルとグレーテル」の稽古。
先週指揮者のハンマー先生が来日され、二年ぶりの稽古。
ドイツ語なので、言葉がわからないけれど、全身の表情で何をいわんとしているのかがとてもよく伝わってくる。
かろうじて「1(アインス)、2(ツゥバイ)」が聞き取れた。
よろこんでいるのもつかの間、さっそく(日本語で)ダメだしがきた。
「音が低いです」わ~~、すいません!!
ちなみに、,監督と先生たちはサクサクとドイツ語で会話している。笑いも混じるが、チンプンカンプン。
歌詞の語尾の「クッ」とか「トゥッ」という無声音まできちんと発音しなくてはいけないので、早く歌詞を覚えなくちゃ…。
稽古が予定より早く終わったので、今度は「ジャンニ・スキッキ」の稽古場へ…。
出番はなかったけど、立稽古を見学してきた。こちらは巻き舌満載のイタリア語。
前回対訳で予習しておいたので、こちらはだいぶわかるようになった。とはいえ、「じゃあ歌え」といわれても困るけど…。
最近「英語の早期教育は必要か?」みたいな本を何冊か読んだけど、賛否両論の中に「母語での思考経路が確立しないうちに二つの原語を同時に修得しようとすると、混乱をきたす」みたいな観点があったけど、すごく納得。
あたまのなかで「日本語」「ドイツ語」「イタリア語」「英語」が、ぐちゃぐちゃにミックスされてる気分。
ちなみに「ヘンゼル」の歌詞のうち、「イーベンレ~ン♪」と歌いたくなる箇所があるんだけど(中国語で「日本人」の意味)、これ絶対に間違って覚えてるよな…。
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