2007年7月7日(土)
今日はある児童館のイベントを見学に行ってきた。
たまたま「午後の部」の開始前で、特別に準備中のところを見学させていただくことができた。
子どもたちや児童館の職員の方々が協力しあって作ったらしい「忍者屋敷」のなかで、「忍者服」を着た子どもたちが「忍者隊」として一生懸命準備をしている。
ボランティアの大人たちの表情も生き生きとしていて、開始を待つ子どもたちの列からもにぎやかな声が聞こえてきて、地域ならではの「手作り感」があたたかい。
公共施設ならではの開放感が、いい意味で存分に発揮されている。
子どものころの「学校行事」のような、なつかしい雰囲気だ。
…自分たちの子どものころ、「学校」はそんな「学び」と「遊び」にあふれた公共の場だった。
そんな「安全な場所」づくりのために、たくさんの大人たちの「目くばり」や「心くばり」があったにちがいない。
仕事の域を越えて「学校」を支えてくれた大人たちの手で私たちは成長してきた。
日々流れてくるニュースを見聞きしていると、なんだか世界は殺伐としている錯覚に陥ってしまいがちだが、人と人との「心の交流」があるあたたかな場所は、たしかに存在する。
めげずに進もう。
自信を持って「仕事」にとりくもう。
それが自分なりの「恩返し」の一つなのだと信じて。
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