忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

CATEGORY[]
top
【2024/05/17 14:06 】

2011年2月22日(火)
今日は仕事帰りに銀座へ。
ポーラ伝統文化財団主催の「記録映画上映会」を鑑賞。
かれこれ十年前ぐらいになるだろうか…。
たまたま歌舞伎座に行った帰りにチラシを見つけ、以来定期的に開催される
「伝統文化」の記録映画を楽しみにしていた。
伝統芸能あり、金工や木工などの伝統工芸あり、染色・織物あり…。
いずれも地方に連綿と続く日本の「文化」を描いており、鑑賞眼や思考を養う勉強になった。

その定期上映会が、実は今回が最後とのこと。
う~ん、残念!!

その「最終回」のうちの一本は、「輪島塗」。
輪島塗の伝統工芸の技術保持者たちが、あしかけ5年にわたって製作した工芸作品ができるまでを丹念に追った映画だった。
それぞれの技法を後世に伝えるために、最高の技をもつ「匠」たちが、ひとつの作品にとりくむ姿に感動した。
そしてもう一本は「神と生きる」。
各地に伝わる、神社の「祭」をとりあげていた。
そこで取り上げられていたのは、地域の豊作・息災を祈る神事としての「祭」。
とはいえ、関わるのはすべて「男たち」。
ま、それはいたしかたのないことではあるのかな…とも思う。
良いか否かは別として、「そういうしきたり」である部分に文句を言ってもはじまらないし、それはそれでその地方の特色なのだから…。

こうして考えると、ひとくちに「日本」と言ってもいろんな価値観や、歴史が錯綜しているんだなあと思う。
ついつい「都会生活」をしていると、時間的にも距離的にも近視眼的な考え方になってしまう。
自然や神に対する畏敬の念をつい忘れがちになってしまう。
「現代に生きている」自分、「地球の生命のひとかけらである自分」を、一息ついて意識してみよう。
歴史のすみっこに生きる「日本人」の一人として。
PR
CATEGORY[感動!]
CO[0]: TB[]top
【2011/02/22 21:29 】
コメント
コメント投稿














trackback
トラックバックURL

<<いまの私にできること | HOME |風邪をひいてる場合じゃない!>>

忍者ブログ [PR]